議員のお仕事
SNS発信&政務活動費は十分な注意が必要です
先週火曜日、新人議員向けの勉強会がありました。(ブログにアップするのが遅くなりました。。。。)
内容は2点
① 情報セキュリティ
② 政治活動費の報告について
① 情報セキュリティについて
情報発信をするうえで、
- 写真に不特定多数の方が入っていないか(=肖像権の侵害)
- 個人情報を漏洩していないか(=個人情報保護法の遵守)
- 他人の著作物を勝手に使用していないか(=著作権の侵害)
私も含め議員は、資料として個人情報を受け取ることも多く、特に注意が必要なことは言うまでもありませんが、
twitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルメディア)を利用されている方も同じようにお気をつけください。
一時ニュースでも取り上げられていましたが、銀行やホテルに勤務している人が有名人の来店をSNSを通じて発信してしまったとき、大問題になりました。
つぶやくとき、心の中だけでつぶやくことか、全世界に発信されるSNSで発信するか考えないとですね。
ちなみに、役所が作成する文書等は著作権法が適用されません。
著作権法第13条
次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章の規定による権利の目的となることができない。
二 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人(略)又は地方独立行政法人(略)が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの
ということで、目黒区のお知らせや情報は、皆様のSNSを通じて広めていただくことは大歓迎です!
② 政務活動費について
元兵庫県議の号泣によって注目を浴びた政務活動費ですが、
目黒区議会議員は月に12万円の政務活動費の使用が認められています。
※都議は月60万円です。。。多い。。。
勉強会では、領収書をきちんと貼付けることや細かく記載してください、とのことでした。
しかし、この勉強会の週、政務活動費に関する悪いニュースが多く、同じ地方議会としてお恥ずかしい限りです。
● 大阪市議 維新の党 レクサスの購入費用を「自動車リース費用」として不正計上
● 神戸市議会「自民党神戸」架空アンケートで1400万円を不正な支出として計上
目黒区では、報告書を区のホームページで公開しています。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kugikai/seimu_chosahi/shushihokokusho/index.html
私は、議員1年目なので、政務活動費をいただくのも初めてですが、
会社員時代との違いで驚いたのが、前払いという点です。
区議になってすぐに、月12万円×5ヶ月分=60万円を一括でお預かりしました。
そして、報告も約半年後に行います。
会社員のとき、仕事で使用した費用を経費として月ごとに申請していました。
大きな額は稟議書で事前に上司から承諾を得ていました。
会社員と同じ流れでいいのではないでしょうか。
月毎に、経費に認められる、認められないを事務局に判断してもらう、これでいいのではないでしょうか。
半年毎だと、何が認められるのかどうかもよくわからないまま、
認められ易いもので報告書をまとめてしまうのではないでしょうか。
透明性だけでなく、分かりやすくすることも政治不信を払拭できると思っています。
議会改革進めたいです。